クロスの大剣
今日は本来なら、午後に用事ができたため、仕事を早退する予定だった。
しかし、コロナ事情云々で、職場自体が今日は丸1日休み、ということになった。
欠勤扱いにならずに済んだ、といえばそうなのだが、どんどんコロナという影響がそこかしこに押し寄せてきているのを実感せずにはいられない。
さて先日のブログの「虹」についてありがたいコメントをいただいた。
そうか・・・虹って直感(光)が感情(水)に反射して論理(風)に反映されてできるんだ・・・。
しかも、全てのタイミングが合わないと虹は現れない。
確かに虹は頻繁に見れるものではない。
「迅速」のカードに描かれた虹は、火のエレメントの直感が、水とも風とも全てのタイミングが一致して、目に見える形で現れたことを示してるのか……
目に見える形……あっ、行動……?
うーん、なんとタロットの絵は奥が深いんだ……。
描かれてあるものに無意味なものはない、とは思ってはいるんだけど凄い世界だなあ・・・。
アレキサンダーの暗帯……そうだ、虹が2重になってるの見たことある。
二つの虹の間が暗かったか・・・までは鮮明には思い出せないが、そういえば、一重でも虹を出るときって、大抵、真っ黒な雨雲の手前に出てる。
メルヘンなイラストは青空に虹だけど、実際の虹の背景はどんよりと暗いことを思い出した。
でも背景が暗いからこそ、虹は映える……となると。
モヤモヤした思考の中で、突然、あ!これだ!って閃いたとき。
それが脳内にかかる虹なのかもしれない。
コメントでは「光は火の情報化されたもの」ということも教えて頂いたが、そこでハッとしたことがある。
年に数回だが、私は高温の火を扱う機会がある。
火は通常赤いが、それが1000度を超えて1200度近くなると、眩しく光るのだ。
実はこのはてなブログの自分のアイコンにしているのも、
炉の中で燃える高温の光り輝く炎だったりする。
毎年、この輝きが楽しみで大好きなんだけれども。
そうか、これは情報化なんだ、、と意味が加わると思うとさらに嬉しい。
限られた字数の中で、たくさんの情報をありがとうございます!
***
昨日、ネットで面白い「発想法」を見つけた。
たまたま目に入ったモノとか
テキトーに思いついたモノを
三つ、ノートに書く。
そのランダムな無関係の3つのものを組み合わせたり、共通点を見つけたり、比較したりしてると「意外な発想が生まれることがある」という考え方だった。
おお、面白そう!
あれ?これってタロットでできないかな?ていうか3枚引きみたいなもんだよね、ほぼ。
そう思ってこの発想法をタロットカードでやってみることにした。
せっかくなので「あまり触ってないカード」を久しぶりに出してみる。
王道も王道、ウェイト版タロットカード。
これは、ホロスコープとタロットが一致している、という情報を知った当初、
↑持っていたこのはじめのデッキではよくわからなかったので
トート・タロットを買った。
だけど頭が追い付かない……!
これは難しいぞ……!!
そんな時、「無料初心者入門講座」というのを見つけたのでまずは、基礎知識だけでも、と思い申し込んでみた。
するとそこでは「全てウェイト版で説明するので指定のものをご用意ください」ということだった。
こうして結局、ウェイト版も買うことになった。
(しかしその入門講座でさらにわからないことが増え、再びトートタロットに戻ることになったという(笑))
じゃあ久しぶりにやってみよう!
質問:「アイデアのヒントください!」
シャッフルシャッフル!!
その間に3枚飛び出す!
並べる前から3枚出てもうた(笑)
ジャンプカードも見る派なのでそれは脇に置き
改めてメインの3枚を並べてみると……
P6
皇帝
S2
この3枚を見て、二つの意味で戸惑った。
1つ目は「うっ、数札に惑星と星座が書かれてない!」だった。
先日のクリスタルタロットの時と同じことを考えてしまったのだった。
そういえばその初心者講座の時に学んだのは「タロットは意味を暗記しなくても絵に表れてるから感じたことを読めば大丈夫」ということだった。
だがそのやり方だと、絵から感じたことと、講座資料のカード解説の意味がほぼどれもかけ離れてしまっていたのだった(私の発想が風変わりなせいなのかもしれないけど(笑))。
なので、雰囲気によるリーディングってカードの意味全無視ってことやん、って納得いかなかったのだ。
その問題が再び今ここに。
特にS2。
S2は平和。天秤座に月。
辛うじて月は絵の中にある。
けど、この絵から天秤座が目指す理想をどう読み取るのか……。
穏やかな海の前で大剣を胸の前でクロスしながら目隠しして座ってる人物。
ここから読み取る平和とはどういうこと?
と、なんか繋がらなくてしばらく固まってしまった。
S2には自分の冥王星(しかもサビアン1度)があるので諦めたくない(笑)
天秤座の出発点ともいえる「標本のような」というワード。
目隠しして、微動だにしなさそうなこの姿勢が「標本」を表しているのだろうか。でも目隠ししてるってどういうこと??
観念して教科書オープン!
なるほど……目隠しは「精神的なものに目が向いている」ということなんだ。。
そして「感情的な善悪の判断」
S2は風(剣=論理)と水(月=感情)のバランスがテーマというわけか。
背景の月と海ってどっちも感情だよなあ。。
そしてこの絵の海は凪いでいる。
その感情の前で、剣を胸の前でクロスして目隠し。
2本の剣、というのは数字の2だから2本なのはわかるけど、それを胸の前でクロス。。
攻撃なら構えるだろうけど、それをクロスすることは「誰かを刺すつもりはない」という意思表示だろうか。
あるいは他の人に「ここから先の海へ行ってはいけません」というダメのバツ印に見えなくもない。
それとも、自分がここから動いてはいけない、という自己制止なのか・・・?
目隠し=精神的なものに目を向けているということは、「この感情をどう扱うか」を考えている、ということにも思えてくる。
……そんな感じで、カードの意味を考えているだけで時間はどんどん過ぎて行ってしまったのであった(笑)
もう一つは「皇帝」のカードが出たことだ。
トートとウェイトの大きな違いのひとつに「皇帝」の扱い、というのがある。
皇帝っていったら牡羊座のカードで自分には超重要なんだけど、ウェイトはちょっと納得してなかったのだ。
その皇帝が出てしまった。
これは、先日扱った別のタロットにも共通していて
この時も納得行ってない牡羊座カードが出てしまったのだった。
スサノオさんに続き、ウェイトの皇帝様まで出てきて「納得いかないままで使うのか」と怒られてる気がしてしまった。
で、この3枚から連想したことは
納得のいかないパターン(納得してない皇帝)を感情的にも感覚的にもバランスをとりながら(P6とS2=どっちも感情の月)発言を用いて(天秤座的)思い通りに実行する(牡羊座的)
アイデアというかもう三枚引きの占いみたいになっちゃったけど(笑)
そして最初に取り分けておいた3枚のジャンプカードはこれ。
P7
死神
C女王
C女王が出てきたら真っ先に「自分に足りてないもの」を思い浮かべてしまう。(自分のホロスコープに唯一登場しない女王さまなので)
死神とP7はもう明らかに「行き過ぎ」「突き詰め過ぎ」のイメージ。
相手への気遣いとか抜きで、自分の気が済む方向に感情が暴走する、ようなものを思い浮かべてしまった。
別に占ったわけじゃないんだけど
この日の夜、それっぽいことが起きた。
あまりブログに書くような事じゃないので詳細までは書けないが
私と子供たちには「沈黙してやり過ごして済ましていくしかない」という共通の問題があった。それは同時に「めっちゃ納得のいかない問題」でもある。
特に私が動くと、もう悲惨なことになるのは目に見えているので、自分から動いてはならない、と自制していた。
だがもう、これ以上は黙っちゃいられない事態になったので、まずは、ほんのわずかだが言葉を用いて動いてみた。
なるべく戦争にならないように言葉選びに気をつけながら。
これをきっかけに、子供たちが行動を起こす勇気になれば、という一心だった。
一晩あけた今朝、あ、カードってこれのことだったのかもなあ、って思った次第。
書きながら、昨日の一悶着を思い出してザワザワしてしまった(笑)