どっぷり浸かって流れるままに

なんとも説明のつかない気持ちになり

これを言語化すると何になるんだろう?とふと思って引いてみる

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は……杯の王女(笑)

 

まさに言葉にならない気持ちそのまんまって感じのが出た(笑)

 

このカードも出るたび

解釈に悩んだよなあ〜今出るか〜そうかあ(笑)

 

なんとも言えない気持ちにどっぷり浸かって

流れにゆらゆらと身を任せて流れていく

 

王女がどうぞと差し出す花束のようなものは

よくみると貝殻に乗った亀さんだ。

なんで亀を?って?

そんなの言葉になんかしなくてもいいでしょ?

って言われてる感じ。

日々の攻防戦

棒王女「めんどくさいのはバイバーーーイ♪」

虎「そうは行くか!!」

棒王女「ぐえっ!」

 

 

よくみると

今にも飛び去りそうな王女の首に

トラの尻尾が巻き付いている

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1)2人がじゃれあってるのか?

2)王女が離れないようにトラが引き止めているのか?

3)あるいは飛んでく王女にトラがぶら下がっているのか?

 

 

今日の自分には

ぱっと見、1と2のミックスに見えた。

 

いろいろ自由にあれもこれもやりたいけど

ちょい待てよ、という現実的なツッコミ。

 

そんな自分の中の小さな攻防戦は

毎分毎秒、連続して起こっている。

たった2ページ

紋章学の用語で知りたいことがあって、図書館で本を借りた。

しかし、探している目当ての情報は見つからなかった。

 

ただ、250ページある中の、たった2ページに書いてあることがとても興味深かった。

 

「日本の紋」について、である。

 

西洋の紋章学用語を調べる目的だったのに、たった2ページの日本の紋についてのことに惹かれるとは想定外だった。

 

日本の紋は、紋様がどんな種類のものであれ、それがはめ込まれる枠に合致するようにデザインされている

 

日本の紋は、単純な幾何学模様ではなく、紋様の中に何千年もの歴史を込めた象徴的な隠れた意味合いを帯びている

 

なるほど、と思ったのはもちろんだが

この文章を海外の著者が書いた、と思うと、なんだか日本の文化を褒められたみたいで妙に嬉しかったのだ。

 

そしてこの2ページを読んで真っ先に浮かんだのは、実家の家紋だった。

 

子供時代から、実家の家紋のデザインが好きだった。意味合いも伝統も何も知らなくても、ただ気に入っていた。

 

この本の著者の言う通り、あのデザインの中に幾年もの歴史が詰まっているなら、それを調べてみるのも面白そうだ。

 

そうすることでお気に入りの家紋がさらに好きになればなお良い。

 

 

タイトル

紋章学、について調べたくて本を借りたのだが

めくってみると、想像と全く内容が違っていてびっくりした。

 

紋章、のことではなく

文学作品についての考察をしたエッセイ集だった。

 

エッセイで取り上げられる作品は

日本文学から西洋文学まで色々だった。

 

 

えっと、紋章学はどこに……?

 

 

本の中では他作品の紹介も考察も続いていくが

一向に「紋章学」というワードが出てこない。

 

 

紋章学への気持ちが強すぎたのか

ひたすら飛ばしながらページをめくったために

部分部分しか読めていない。

 

そして本編が終わってしまい、

最後の「あとがき」に

 

紋章学とは、耳慣れない言葉であるかもしれない。

 

 

と、ようやく紋章学というワードが出てくた。

 

 

あとがきだったか……!

 

著者の意図としては

ペンを走らせる自身の様々な思考が、

万華鏡のように交錯して変化しながら

その結果、紋章のような美しい形を描き出すのではないか

という思惑から、本のタイトルを決めたようだ。

 

なるほど。。

この本に詰まっている著者の多岐にわたる思考。

それが彩られ、織り込まれた「紋章」となって

今、一冊の本としてここに存在するというわけか。。

 

 



 

 

 

なるほどマーク!

本を読んでいて気になったマークを

忘れないように記録しておこう

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このマークなしに「有機」を名乗ると違反になる

マークを確認して商品を選ばなくては。

 

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はちみつ

コーヒー

にまで専用マークがあるとは!

確認したことなかったなあ

 

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伝統マークは見たことあったけど……

上半分の線の集合は……「伝」と書かれていたとは!

 

マークなるほど……

 

 

 

 

身体の中の太陽と月

少し以前に読んだ本だが

自分には非常に難しかった。

 

ほぼ理解はできてはいないが

そんな中でも面白い発想だなあと思ったのが

【存思と夢】という項目だった。

 

体内でも交互に「日」「月」が交互に、胃に昇り、臍に沈む

という、昔の中国の考え方で、

さらには人間の体内には神々が住んでいるそうだ。

 

体内の太陽と月に照らされた神々は、戯れ、おしゃべりをし、それが人に夢を見させる

 

夢は体の中の

神様たちのおしゃべり……?!

それは面白い発想だなあ。と、

そこの部分は妙に親しみを感じた章だったのだ。

 

 

夢は諸説あって

未知なる世界からのメッセージだとか

寝る前に印象に残った残像を見てるだけとか

いろんな見解に溢れているけれど

自分の中に住んでる神様たちが

自分の中の太陽と月に照らされながら

賑やかにおしゃべりしてる、

というのは想像すると楽しい光景だ。

 

夢は大体は突拍子もなく

ヘンテコな展開のものが多いが

それも「複数人のおしゃべりが混ざってる」

考えれば納得もいく。

 

この数日は、

結構しんどいことが立て続けにあったので、

今夜はどうか癒し系のおしゃべりで

私の中に住む神様たちが盛り上がってもらえたら……。

 

 

夢の中ぐらいは

安心していたい。と願って、

今夜はもう眠ることにしよう。

 

 

手の中の魔術

先日読んだ本の中にこんな言葉が書いてあった。

 

呪術が魔術になるためには

 

その一文を見て

ああ、私がタロットカードに持ってた「怖さ」って

この「呪術」というイメージだったんだな

とハッとさせられた。

 

 

タロットカードを初めて購入したのは

2019年の早春……今から2年前のことだった。

 

それより以前からも

ずっと興味はあったものの

なかなか手元に置こうとしなかった。

 

それは何故かというと

なんとなく怖いイメージがあったからだ。

 

その怖いイメージというのが

この本に書かれてある「呪術」というワードに該当するんだな、と納得した。

 

 

その本はさらにこう続く。

 

呪術が魔術になるためには

呪術にはなかった別の要素が必要

なのだと。

 

新しい思想や文化などが太古の呪術と出会い

呪術は変貌を遂げる。そして魔術が誕生した

 

ああ、そうか……

呪術っていう怖いイメージに

いろんな新しい要素が加わって

今、魔術のカードとなり

このタロットカードは

私の手元にあるんだな、と考えると

なんだか不思議な気持ちになる。

 

タロットはなんとなく怖いけど

思い切って買ってみよう、と思ったあの2年前。

 

無意識の中で、呪術が魔術に変貌したからこそ

買う気になったのかもしれないな、なんて考えていた。