新しい朝が生まれる夜明け前に想う

昨日は朝から仕事だったのに、ひどい寝不足。

眠気とだるさの中、作業を乗り切るのが大変だった。

 


歯科院の予約日だったので一旦、家に帰ると

家族が「金魚が《また》元気がない」と言う。

 


水槽を見ると、横倒しになって喘いでいる金魚の姿が……!

 


暑さによる水温の上昇が原因なのは明確だった。。。

 


真夏にも一度そういう状態になったことはあったのだが

その時は対処が早かったのでどうにか回復した金魚。

 


その後は、マメに水を足したり、扇風機を水面に当てたり、と

水温上昇対策を取って、金魚の元気を保っていた。

 


だが、この最近は、朝晩は冷える日もあるくらいになってきたので油断していた。

 


今日の日中は異様に暑かったが

家族が家にいる日だったことも危機感を薄れさせていた。

(実際に直接水替えするのは家族の中でもう私だけになっている現実を考慮してなかった)

 


水槽のそばの扇風機が、全然別の方向を向いていて

二日前に足したばかりの水が減っている。

 


ダメ元で水を足しはしたが

力無く、水底に倒れて痙攣している金魚に

「こんなに長く苦しい思いをさせてごめん」と声をかける。

 

 

 

今日、朝から仕事でなければ

扇風機の向きにもっと早く気づいてあげれば

 


そんな後悔が胸に迫る。

 

 

 

歯医者から戻って夜になっても

金魚の苦しむ姿は変わりなかった。

 

 

 

昨日の後半はずっとそのことが心配だった。

 

 

 

いつのまにかウトウト眠ってしまい、

目覚めると夜中の2時すぎ……。

 

 

 

大丈夫だろうか。

今度こそダメかもしれない。

 


でも現実を受け止めなければ……。

 

 

 

意を決して、水槽をみると……

 


金魚はお星様になっていた。

 

 

この数年間、この水槽でいろんな金魚やエビを飼った。

仲間が減っていく中で、この子は一番長生きした最後の金魚だった。

 


苦しい中、よく頑張ったね、今までありがとう。

朝になったら、広い川に戻してあげよう。。

 

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ふと昨日のアストロダイスを思い出す。

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↑昨日の夜明け前のアストロダイス

 

蟹座、月、12ハウスって

このことじゃなかったのか、と感じた。

 


生死をさまようペットの金魚の行く末を心配する……

 


12ハウスに、生死の狭間というワードはなかったかもしれないが

ホロスコープの終わりの部屋、始まる手前の部屋、

それが12ハウスと考えると

水底でもがいていた金魚の姿が被る。

 


金魚の苦しみは終わった。

 


どうか次の新しい命の章が

この金魚に生き生きと始まっていますように。

 


そんなことを願わずにはいられない、夜明け前の今は

いかにも12ハウス的な

新しい朝が生まれる前の時間なんだな

と感じてならなかった。