21-5「ンフフ」

 


Pペイジ「さあ今日こそはぼくたちのことを書いてもらうとしようか」

 

D王女「今日も触れられないままはちょっとね」

 

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Pペイジ「僕たちは性質としては地の中の地だね」

 

D王女「そうなのよね、だからお互いに地の要素が描かれてあるはずなのよね」


Pペイジ「地の中の地ならモロ、地ってことだね」

 

D王女「生粋の地って感じよね。体感覚とか現実的とかそういうの」

 

Pペイジ「僕らにはそういうのがどう描かれてるんだろうね」

 

D王女「単純に地面とかの地だったら、あなたは野原に立ってるわね」

 

Pペイジ「うん、綺麗でしょ。お花も咲いてるんだ。踏まないようにしないとね」

 

D王女「のどかな風景ね。遠くには山や木の緑、そして畑っぽいのもあるわね、居心地よさそう」

 

Pペイジ「うん、気持ちいいよ。ここはお気に入りの場所なんだ。でも君は、僕とは全然違う場所にいるね、緑の葉っぱもないし……枯れ木の林にいるの?」

 

D王女「うふふ……葉はないけど枯れてはないわよ?下の方をよく見てみて?」

 

Pペイジ「おお……幹と根っこが浮いて輝いてる?!」

 

D王女「大地の生命力が溢れる場所よ。ここはとっても落ち着くわ。私のお気に入りの場所なの」


Pペイジ「ああだからそんなに嬉しそうに微笑んでるんだね」

 

D王女「あなたもなんだかとても嬉しそうだわ」

 

Pペイジ「お互いが居心地いい場所にいるからだね、きっと」

 

D王女「あら、じゃあ、居心地いい場所っていうのがまず共通なのではなくて?」


Pペイジ「なるほど、見た目全く違うけど、居心地良いと感じる様子っていうのは同じってことだね」


D王女「そうね、そしてあなたは大事そうに何を持ってるの?」


Pペイジ「これは金貨だよ。丸くてピカピカで役に立つ、そして誰もに価値を感じさせる、とても大事なものだ。だから両手で支えて頭の位置まで掲げて眺めて満足してるんだ」

 

D王女「そうなのね、だからンフフって笑ってるのね」


Pペイジ「ンフフ……って?!きみだってムフフな顔してるじゃないか?僕とは逆に下向きに俯いてはいるけれども」

 

D王女「見て、この杖の先を。天のパワーがこの杖を通って、土の中で育ってるのよ、綺麗でしょ?」


Pペイジ「なんだろう?!宝石みたいだね?硬くてツヤツヤしてる……」

 

D王女「しかもこの宝石は大地の恵も吸い上げて、さらに輝きを増すの。ちょっとやそっとじゃ壊れない、とても強くてとっても美しくてとっても大事なものよ」


Pペイジ「あ!大事なもの!それもきっと共通してるよ!」

 

D王女「そっか、私たちは大事なものをとても大事に扱う意味もあるのかもね」


Pペイジ「そして、それをンフフって眺めるのも共通だよね」

 

D王女「ンフフ、そういうことね」


Pペイジ「ンフフ、今日は記事として成立しそうだね」

 

D王女「ンフフ、また日付変更直前のギリギリギリギリだけどね」

 


ということで今日は間に合ったー♪ンフフ