2-18「また次の予約まで」
借りた本を返す期限が来てしまった。
今回はいろんなジャンルの本を借りすぎて
読むのに時間がかかってしまったのは失敗だった。
まだ数ページしか読み進んでないのもあり
これらは一旦返してまた次の予約を取るしかないだろう。
今回借りた本で
やはり目を引いたのは山の図像たちだった。
緑にも山にもそして土にも
それぞれの普遍的なイメージがあり
太古からずっと現代まで引き継がれているのはすごいことだ。
「なぜ山に登るのか」という問いに
「そこに山があるから」と答える
その言葉を初めて聞いたのは
確か小学生の頃だった。
あの山の上には何があるんだろう?
自然界の山だけではなく
物事のクライマックスに「山場」と名付けた昔の人々は的確だ。
大小なりとも常にいろんな「山」を目指して歩く日々。
今は読書という山に
躓きながら登っているんだなと感じた次第である。