虹がつなぐもの
「なにを聞かれても即答できる」
「どういう状況でも対応できる」
そういう人をみると「すごい」と素直に感動してしまう。
「え……っ……と」と言葉につまり
「うーんわかんないです」と締まりのない感じで
「テンパってあたふた」して終わることが日常では如何に多いことか。
即答や臨機応変ができる人たちを総じて「頭の回転の速い人」という言葉で認識していたが、今朝、ふと、
あ、それって「ワンドの8」のイメージ!
って思ったのだった。
たくさんの情報量を頭の中にストックして整理がついているほど、ズバズバズバッと稲妻のごとく「経験」とか「知識」の引き出しから必要な言葉や行動が瞬間的に飛び出してくるんじゃないのかな、と想像したのだった。
これがうまく整理できてないと
「言葉にならないもの」
「説明できないもの」
となって詰まっていき、埋もれていく。
多分、入ってきた情報量は、ある程度はどの人にもあって、自分にもあるはずなんだ。
ただ、引き出しが他のもので塞がってて、開くのに時間がかかったり、開けないまま忘れちゃったり。
「閃き→形(即答や臨機応変)」ができるできないは、そういう違いからくるのかも。
もし、そういうことだったら納得いくな、と思ったりした。
「ワンドの8」
これ、デザイン的にもトートタロットの中でもお気に入りのひとつで、出ると嬉しい1枚でもある。
トートタロットを入手した当初、このワンドの8の絵を見て「なんて平和でメルヘンチックなカードなんだろう!」と思ったのに、意味は「迅速」……?
この絵の虹がすごく気に入ってるのに、虹のことには触れてないのは何故だ、なんで「速い」意味しか載ってないんだ、虹は??虹については?これがメインじゃないの?って解説本に脳内ツッコミを入れたのを思い出す。
そして、占星術的には、このワンドの8の区域に、私の海王星がある。
そのサビアン名だけは以前から知ってはいたのだけど、ぼんやりとしかその意味を把握してなかった。
まだタロットを知らなかった時期に、調べたサビアンの意味は「スポーツマンシップに乗っ取り、正々堂々と勝負する」的な感じだった。
スポーツマンシップ的な海王星??なんだそれは。私の海王星は熱血野郎なのか??というくらいの認識だったのだ。
今なら、どうサビアンをもうちょっと違う感じに解釈できないかなあ、と、仕事の時間が来るまで考えていた。
↑教科書に食らいつきながら(笑)情報を拾ってみる。
いつも参考にさせていただいております!
まず、ワンドの8という生命の樹があるとしたら、
「クリケット」のセフィラは6の位置にあたるわけで。6と言えば太陽の場所。
ここでわかるのはワンドの8の理想がクリケットにあたる、ということ。
迅速の理想はクリケットである……か。
うーん、確かにスポーツ競技だったら速さは必要だけども。
と、ここで重大なことに気がつく。
あれ……クリケットってどんな競技だっけ。
そうなのだ。
私は、クリケットがどんなものかよく知らない。
団体競技……なんだろうな、くらいのことしかわかってないことに気が付いたのだった。
サビアンは象徴文だから、
競技の内容にも何か意味があるんだろう。
それがないことには始まらない。
ルールとかも全く知らないし
どれどれ、ちょっと検索かけてみようかな?
ん???
あれ???野球??
いや、違う、なにこれ??
えええ???世界で3番目に有名なスポーツ?!
画像で見たクリケットは
想像と全く違うスポーツで脳みそぶっ飛んだ!
私はなんとなく、ラクロスのような競技だと思っていたのだったが完全なる思い込みだったことが判明した!!
クリケットは……野球の原型のような団体競技であり、世界的に競技人口は多いが、日本ではまだマイナーなスポーツであるらしい。
なんたる赤っ恥!!
私は、クリケットが何たるかも知らないのに
サビアンのクリケットをなんとなく知ってるつもりでいたのである。
我ながら、なにやってんだろう、と笑ってしまった。
さて、自分のとんでもない無知っぷりを認めつつ
改めて、クリケットを調べてみる。
クリケットはスポーツであるが故に
当然、頭も身体もフルに使う。
そして団体競技だからチームワークも必要だ。
特に得点の取り方が独特で、
二人のランナーが向かい合わせで同時に走って、
両橋のラインに二人ともタッチしなくては点にならない。
一人だけ突っ走ってタッチできても無効、という競技。
そして、野球と違って、打ったら必ず走らなければならないわけではなく、点になりそうになかったら走らなくてもいい。打つのも見送り三振とかはなくて、何回ボールを見送ってもオッケー。
得点のために打つのはもちろんだけど
足元の3本の棒に投球を当てられてしまうとアウトになるため、
それを防ぐためにも打つ、という「守るために攻撃する」という意味もある。
これはなかなか興味深い。
一方で守備側は、守る範囲がものすごく広範囲だ。
攻撃側が真ん中の四角い枠の中で行われることに対して
守備はぐるっと360度。広いグラウンド目一杯、守らなければならない。
しかもグローブをつけられるのはキャッチャーだけで、他の守備者は素手でボールを取る……!
さらに極め付けは!!
「途中でティータイムがある」ということ!!!
えええ(笑)ハーフタイムじゃなくて?ティータイム!!
現代では、試合時間を短くするために
いろいろルール変更もあったみたいだけど
本来のクリケットはティータイムも含め
1日かけて勝負するような競技だったみたい。
そのため「紳士のスポーツ」という異名もあるらしい。
うーんこんな競技があるとは全く知らなかった。
さて、これらを踏まえて
サビアン的に考えるとしたら。
・チームワーク
・ルールのもとで行う戦い
・素早い判断力
・全速力で走る
・緻密な戦略
・守備範囲が広い
・素手で掴む
・攻めるための攻撃と守るための攻撃の両面がある
・勝敗という結果が出る
・お楽しみ要素や休憩などがある
現時点で思い浮かぶ要素はこんな感じ。
これが理想の形として6のセフィラに入るとするならば。
この理想のクリケットから思考の三角形に繋がるルートは・・・?
その1「共和国キャンプファイヤーの偉大な軍隊(ケテル)」から「女司祭(月)」のパスを通るルート
・人種に関わらず国境を越えたスポーツ(共和国の理想)
・団体戦で競技として戦う(軍隊の理想)
・戦いや休憩を通じて絆や親交も生まれる(キャンプファイヤーの理想)
偉大は・・・?
あ!!!勝ったらみんなのヒーローになれる!!!
万人に誇れるものがあったらそれは「理想的な偉大」と言えないだろうか?!
その2「白波に覆われた海洋(十二星座)」から「星(水瓶座)」を通るルート
・白波に着目する観察眼を、試合という戦略に活かす……
かなあ。
水瓶座、というと俯瞰、なイメージもあったりする。攻撃だけ、守備だけ、じゃなくて、全体的をみる視点をもてば、それは戦略になるような。
一人でじっと海を観察することから、チーム全体で戦況を見極めようと視点を変えていく、っぽいことを思い浮かべた。
そして、水瓶座らしく、「その結果の勝敗には拘らない」と(笑)
その3「チェスをする二人の男(土星)」から「恋人(双子座)」を通るルート
現実的な危機感や緊張感がチェス、理想はクリケット
ということから想像すると……
・チェス……1対1の対面勝負
・クリケット……複数の味方と力を合わせる勝負
チェスは個人で戦うから勝敗は全て自己責任だけど
クリケットは団体だから勝利も敗退も味方で分け合える
・チェスは向き合って座ってするゲームだから、動かないぶん、心理的なプレッシャーも強い
・クリケットは身体を動かすゲームだから、動くぶん、味方同士の連携が必要。
このチェスとクリケットの間に双子座が入るとしたら……?
「対面チェスはプレッシャーがハンパないから一人で背負いたくない……。けどチーム戦だったらワンマンプレーは許されないし、みんなと足並み揃えなきゃ」
ってどっちのゲームにも気を使う感じになるのかな。
連携……コミュニケーション
試合には味方同士のコミュニケーションや、戦略の伝達、意思疎通、敵味方の情報が不可欠だ。
双子座の支配星はコミュニケーションの水星。
あ!そう言えばそもそも「W8」って、射手座に水星が入ったカードだ。
理想にあたるクリケットが「情報が不可欠」という意味でも、この水星という要素は重要なのかもしれない。
サビアン的なクリケットは、まだまだ、4・5・7・8・9+それぞれのパスを見ないとわからないんだろうけど、部分的なところでは、
周りの環境から情報を得たり、与えたりして、喜びも悔しさも誰かと分かち合いながら勝利(成功)を目指す。それを自分の心の誇りに思うイメージ。
それが今のところ、自分の頭に描いたクリケット。
そう考えると、「熱血野郎な海王星」ともちょっと違う?
自分の中に入ってきたものを周りに伝えて、情報を共有することが嬉しい海王星みたいな?
入ってきたもの、は情報だけじゃなくて
海王星らしく湧き出すインスピレーションも含むのかもしれない。
誇る、という要素を自己肯定や自分への癒し、と捉えると、なるほど射手座っぽい。
あ、じゃあ、このカードの虹ってなんだろう?
「虹」についてちょっと調べてみると
象徴としての虹……「多様性」「共存」の象徴
神話的な虹……「神との契約」「約束の徴」「天上の神界に通ずるとみなされた橋」を意味する
一部だが上記のような情報があった。
なるほど……
なにが正解なのかはわからないけど
とりあえず自分が感じたことは、
1)閃きとか直感というのが生命の樹の上の方から稲妻のように降りてくるものだとしたら「虹」は無意識と意識をつなぐ橋である
2)虹の色彩のようにいろんな状況もあればいろんな他人がいる。それらを繋ぐのは情報という虹である。
3)虹を見れば自然と心が明るくなるように、瞬間的な閃きは、虹を見た時のように希望をもたらすものである
という三つだった。勝手な妄想ではあるが(笑)
そんなことを考えたのが今朝のこと。
そして仕事に行く前に、
ケルト十字をやってみた。
質問:今日意識するといいことは?
なんかインパクト大なカードが出揃ってびっくり。
いきなり塔!!
塔に悪魔に破滅、と以前の自分だったら震え上がっているようなものがいっぱい(笑)
でもそう、吉凶で判断しちゃいかんし、
カード名に翻弄されてはいけないのだ。
1枚目(テーマ):塔
「意識するもの」を考えることに有り余るパワーがある。アテュで塔で1枚目ってかなり強力な感じ。
2枚目(解決策):c3
自分の大事な思い出や想いを形にすることに活力を使うのが鍵となる、、的な?
3枚目(現状):c王子
天秤座から蠍座かあ・・。これは昨日、メールで自分の意見を伝えたら相手がブチ切れた上に黙り込んでしまったので、相手の切れた理由を考察しながら自分の意見がどこから由来したものか説明したことが思い浮かぶなあ。それしか思いつかないな。
4枚目(近過去):D2
3枚目に繋がる近過去と言えば、そのメールの相手との現状維持のために、自分の考えも多少カスタマイズした、ということになるのかな
5枚目(潜在意識):隠者
「意識すること」を意識するならそれを役立てたい、と無意識下で思ってる。そんな感じになるのかな?アテュだし大きな心の動きがあるのかも。
6枚目(近未来):D9
これは5枚目の潜在意識の隠者と繋がってる感じ。
潜在意識を顕在意識に汲み上げることで
「自分がなにをするべきか」と考えるようになる。
7枚目(自分の姿勢):cのエース
んん??なんかこう自分の中で何かが芽生えているものがある?!でもこれって2枚目のc3と繋がってるのかな。芽生えた気持ちを「c3」の形にしてあげると、1の塔のエネルギーを活用できる、と。
8枚目(周りの環境):星
うーんこれはどう捉えたらいいんだろう。
コンビネーション的には7枚目とは活性化で9枚目とは打ち消し合い。。難しいな。
自分の有り余るエネルギーから出る行動を、周りは一歩引いた状態でこっちを見てる、という意味か?アテュだし重要だとは思うんだけど解釈が難しい。
9枚目(願望や不安):悪魔
うーん、これは……8枚目と10枚目が両方が風だから、打ち消しの意味が強め。。。
「意識すること」を「意識しなくては!」と意識しすぎて焦ってるのかな。
10枚目(最終結果):s10
えーと「破滅」が「悪魔」と打ち消し合うってどういう状況なんだろうか。最終結果の解釈が難しい(笑)結果を出さなきゃ……って時間切れになることが打ち消されるってことは。。。
「タイムアップになろうが諦めないことを意識しろ!」っていうことになるのかな??
このカード展開をしたのは午前中だったんだけど……どういうことなんだろうってずっと考えてた。
とりあえず、この夜の時間になって感じることは
ブログ書くのが夜になっても、
こうやって長文になっても
書ききることを目指して
頑張ってキーボード叩くの諦めなかった!
ということにしておこう、とりあえず(笑)
ちなみにジャンプカードが一枚。
戦車。
これもアテュかあ……
Cのエースやc3関連で、大事なものを守る、という意味かな。
自分の思った考えを大事に書いた、、、ということにしておくかな?
今日のカードは難しかった。
まだまだ勉強が足りないようだ。