21-7「獅子を扱う」

昨日、「急に態度が変わった相手」に対して

果たしてどういう心の仕組みなのかを考えてみたくて

タロット三枚引きをしてみた。

トートタロットでこういうのが出た。

で、これと同じ組み合わせを

ウェイトタロットで並べてみると、こう。

同じカードのはずなんだけど

なんか印象が全然違うよなあ。

取り敢えずまじまじと眺めてみることにした。

まずは

トート「欲望」

ウェイト「力」

共に同じ獅子座のカードだ。

確かに獅子らしき生物がどちらにもいるけど

トートは、魔物というか何かの化身みたいな恐ろしげな感じ。

ウェイトは、もろライオン。しかもペットのように懐いてる。。

この獅子の描き方の違いも気になるところ。

トートの獅子は頭がいっぱいあって、しかも人面だし

実際に出会ったら気絶しそうな……！

ウェイトのライオンは、

頭を撫でてる女性を一心に見上げている。

ペットのよう……とはいえ、

尻尾が下向きで股の間に入ってるってことは

女性に対して恐れとかも感じてるのかなあ。

ワンちゃんが、怯えてる時の尻尾もこんな感じだったなあ、っておもったり。

戯れているように見えて「服従」の意味もあるんだろうか。

どちらにも描かれている女性。

ウェイトは、優しそうな女性が

ライオンを両手でヨシヨシしてる。

対するトートは獅子に乗っかって左手で手綱のような紐を引き

獅子の顔を自分の方に向けさせてる

どっちもやり方は違うけど

獅子をコントロールしているように感じる。

ウェイトは獰猛な獅子を手懐けて場の平和を作る感じ。

トートは手綱を引くところとかは主導権を握っている感じ。

その女性たちの格好は

トートは素っ裸。

女性も獅子も炎に照らされたような赤みを帯びている

ウェイトはライオンは赤、

女性は花で飾った白い服。頭には花冠と無限大マーク。

無限大マークが浮かんでいるのは意味ありげだなあ。

どっかでこの意味をみたことがある気がするけど

うう、今調べたいが、調べたらそれしか書けないので今は我慢（笑）

トートの女神（と資料で読んだことがある）は

裸ということは、着飾ってないってことで本心そのもの、

心の底から思うこと、みたいな感じかな。

赤い裸体と赤い獅子はまさに火のエレメント！って感じだ。

背景には

トートは上端には蛇が集まり、

獅子の足元には人体の首とか腕とかが描かれてる

ウエイトは真っ黄色の背景に山や森、

足元にも緑があって長閑そう。

蛇は、知恵の象徴で、

太陽光線のクネクネも表してるんだっけ（おぼろげな記憶）

下の方の暗がりのバラバラな人体……祈ってるような手を合わせた両腕。

獅子座の支配星が目標を表す太陽なのを思えば

心の奥底からの願い、みたいなものなのかなあ。。

ウェイト版の平和そうな風景は

獅子がおとなしいからこそ保ててる風景なのだろうか。

雰囲気が全く違うこのカード。

獅子座って王様のイメージがあるけど

描かれているのはいずれも女性なのはなんでだろう？

女性の生命力とか知恵とか

そういう外柔内剛みたいな強さ？が獅子座的なのかな？

って、理解するつもりが

疑問の方が増えてしまってるような気がする（笑）

色々、おさらいが必要だなあ、これは。

さて昨日展開した位置では

「心境の根底にあるもの」にこのカードが出たわけだが

質問に標準を合わせると、やっぱ相手の心境としては

主導権を握りたい、とかに見えちゃうなあ（笑）

主導権を握りたいからこそ……の気持ちが

他の２枚のカードに流れ込んでいく、

それらが「急な態度の変化」の大元になってる。

ってことは次のカードではどうなるんだ？

ということで、明日はs9だなあ。

これまた難しそうなんだけど（汗）