三週間チャレンジ

21-拾弐「溢れる器」

人を思いやる、ってなんだろう? 自分なりに辿り着く答えは 「自分がされて嫌なことは他人にしない」 になるのかな?、なんて考えていた。 自分の中ではそれが当たり前で、普段から心掛けているつもりではいる。 「あんな苦しい思いは誰にもさせてはダメだ」…

21-拾壱「絶やしてはいけない」

「使命感を持つ……とか そんなカッコいい話ではないのだが 「これは無くしてはいけない、 受け継ぐ人を見つけるまで私が守らねば」 と強く思って動いたことがひとつだけある。 それは趣味で通っている「ものづくり教室」でのこと。 その教室に興味を持って通…

21-拾「屁理屈王という称号」

自分の言語能力はすこぶる低い、と思って生きてきた。 喋りは下手だし 文章もダラダラとまとまらない。 言いたい気持ちを表す言葉が出てこない。 しかし、ちょっと視点を変えて 言葉の使い道の中から 「言い訳」にスポットを当ててみると…… ああ!使ってた!…

21-玖「万人ウケは難しい」

全ての人を納得させる方法なんてあるのかなあ。 それはどんな分野でも至難の業だ。 自身の考え方も十人十色なら、相手の受け取り方なんて千差万別だから。 正社員と違って、パートやアルバイトの世界は人の入れ替わりが結構ある。 自分のパート先でも、辞め…

21-捌「残せたもの」

自分が頑張ったことを、あとの人たちに引き継ぐ。 とても素晴らしい響きだ。 しっかりきっちりした立派な方々をイメージする。 だが果たして自分の場合はどうだろう? 「頑張ったうえ」で「引き継いでいけた」 そんな立派なことが出来たことってあるのかな?…

21-漆「気がつけば逆流」

「人と接するとき、大抵のことなら相手のやり方にある程度は合わせている「つもり」でいる。 が、よーく振り返ってみると、そうなってないことのほうが多いような気もする。 気がつけば、ひとり逆流して みんなと違うやり方をしている、か、 あるいは、少数…

21-陸「出ればラクな境地もある」

中学生くらいまでは「自分は集団の中に行くと引っ込み思案で会話も上手くなくて人前に出るなんてとんでもない」と思っていた。 しかし高校生活あたりから風向きが変わってきて 何故か委員長とか役員みたいな役が回ってくる機会が増えた。 そうした中で気付い…

21-伍「喜んでるのは贈る側」

親しい人にお手製のプレゼントを作って渡す。 「贈ってくれてありがとう、嬉しい」 そうお礼を言われる。 しかし実は 贈る側の方が歓喜に満ち溢れてる。 「受け取ってくれてありがとう、嬉しい」 「作ろう」と思い付いた瞬間から 相手の手に作品が渡るその瞬…

21-与「一番の節約であり財産であると思うこと」

今朝、「現実的」ってどういうことだろう?って考えていた。 いろいろ考えた末、出てきた言葉は 「想像だけでは処理できないこと」 現実世界に生きてるんだし すぐわかるはずだけど 言葉にしようとするとパッと思い浮かばなくて苦戦した(笑) では「想像だ…

21-参「評価は関係なく」

中学生くらいまでは漫画家になりたくて いや絶対それしかない、みたいな思い込みで生きてた。 ノートに鉛筆で漫画を描き、それを友達に回し 授業中まで自分のノートがみんなに読まれているのが なんだか誇らしかったし、生き甲斐のように感じていた。 それが…

21-弐「エスパーじゃないんだから」

「言わなくてもわかるよね?フツウ」 っていう言葉が私は非常に苦手だ。 そして即座に 「言われなきゃ分かりませんよ。 エスパーじゃないんだから!」 と心の中で反抗してしまう。 (口に出すと喧嘩になるので心で(笑)) 「言わなくても解れよ」タイプと 「…

21-壱「棒」

私は両親にとって初めての子どもだった、 ということもあり、 私の幼少期の写真アルバムには、 親の気合いの入った手書きコメント付きだったのをよく覚えている。 その中でも印象的なのが 「あなたは穴を見つけるのが大好きで、よく棒を突っ込んでは遊んでい…