21-漆「気がつけば逆流」
「人と接するとき、大抵のことなら相手のやり方にある程度は合わせている「つもり」でいる。
が、よーく振り返ってみると、そうなってないことのほうが多いような気もする。
気がつけば、ひとり逆流して
みんなと違うやり方をしている、か、
あるいは、少数派の方に身を置いている。
どういう場合にそうなるんだろう?と
改めて考えてみると、どうも私は集団の場にいると、
そこの人数が多ければ多いほど「他の人と同じ」という状態を好まない傾向があるようだ。
みんながそっち選ぶなら私はあっちでいいや
とか
何もみんなと一緒を選ぶ必要ないよね
とか
私1人がこれを選んでも全体的に支障が出るわけでもないし
とか、考えがち。
そういう選択をして失敗することも
もちろんあるんだけども。
単独行動の寂しさよりも
単独行動の身軽さの喜びの方を感じてしまうのだ。
だけど
もちろんやりすぎは
不穏な空気を呼ぶだけになることもあるから
逆流にも見極めが大事なんだろうなとは思う。
何でもかんでも逆流、ってならないようにはしたいものだ。
「剣の王子」
このテーマも難しかった……!
逆流のことは割と早く思いついたのに
締め方にずいぶん悩んだ。
悩むということは、今も逆流しぱなしってことだろうか?!