21-15「山頂の壁」

昨日、図書館に行ってタロットの本を借りてきた。

 

普通には本棚には置いてなく

手続きして、奥の部屋から職員さんに出してきてもらうタイプの本。

 

出してきてもらうので

絶対に借りなければならないというシステム。

立ち読み、ちょい読みができない。

 

 

実は数年前にも興味本位から

奥から出してきてもらって

借りたことはあったのだが

ろくに読めないまま、返却日が来てしまい

ほとんど内容が記憶に残ってない本だった。

 

今回はどうかなあ……

数年前の挫折のリベンジはできるかな?

でも必要だと思ったことだから

借りれる間だけでも頑張ってみよう。

 

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タロットでカードを引くのは楽しいのだけど

いざ読むとなると壁が立ちはだかる。

 

それは

「知識が足りない」

「他人の言葉を引用してるだけの感じになる」

「何もなしに読むとふんわりしすぎて納得がいかない」

 

の3つの壁だ。

 

 

知識不足という第一の壁は十分に自覚している。

だからそれを補うために

いろいろ見聞きして情報を集めていたわけだが

こうしてブログという場で言葉にすると

学んだ先の言葉を使い回してるだけのように思えてしまう。

これが第二の壁だ。

 

以前はそれを「アウトプット=学習」なんていう形付けにして納得していたが、ただの引用だよなあ、と気づいてしまうと、大変悩ましい。

 

 

そこで最近は、新たな予習も復習も情報もなしで、自分が感じたように書く、というのを数回やってみたが……

 

結果は「行き詰まり」だった。

 

原因が何かはよくわかる。

 

自分のインスピレーションだけでふんわりカードを読むこと、それを一番やりたくなかったはずなのに、この数日は自らそれをやってしまってるからだ。

 

でも何も参考にしないと

やっぱり自分の感覚だけで

ふんわり読むしか無くなるという現実。

これが第三の壁だ。

 

前回のブログでふんわりしまくってしまったのだが、それを書き終わった後からモヤモヤが止まらず、その代わり手と更新が止まってしまうという(笑)

 

 

これじゃダメだな……

でもどうしたらいいのか

 

とここ数日、それを考えてた。

 

 

それで行き着いた答えは

 

「解釈は二の次の話で

 まずはタロットに何が描いてあるのかくらいは

 知る必要がある」

 

ということだった。

 

他人の解釈を引用するしない以前に

「描かれてあるもの自体をよくわかってない」

これが大問題だ。

 

描いてあるものがわからないから

他の人が書いてる情報、特に解釈の部分を探してしまう。

それを読むとなんとなくわかったようになってる。

わかったと思ったものを書くと

結局、引用先の受け売りみたいになってしまう。

 

だから

解釈を知るよりも

描かれているものが何か、くらいは

知っておかなくては。

 

それで「何が描いてあるのかがわかりそうな本」を借りる運びとなった。

 

それで……まず真っ先に読んだ章は

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「太陽」

 

メインの太陽よりも

2人の天使よりも

ずっとずっと気になってた

「バンド巻いたみたいな山」について

あれが何なのか知りたかった。

 

 

 

そして読んだら……

 

「あの赤いのは【壁】である」らしい。

 

 

 

か、壁?!

 

私は三つの壁に悩んでいたが

その最中に調べた赤いバンドが【壁】だと……!?

 

予想もしないワードと

自分が感じてた【壁】という言葉が

いきなり重なって、めちゃくちゃ衝撃だった。

 

 

まだそこしか読んでないし

まだ深く考えるに至ってはないが……

なかなかの衝撃記念に書いておくことにした。

 

山頂の手前に赤い壁……

どんな目標でも辿り着くには

壁が立ちはだかるというものなんだろうか